2022/12/19
「サンタクロースは本当にいるの?」。子どもの頃にこんなことを考えたり、大人になってから子どもたちにこんな質問をされた経験はありませんか。実は、世界中の子どもたちが6-8歳頃になると、サンタクロースの存在を疑い始めるという調査結果があります。これは子どもの発達プロセスが関係しているといわれ、子どもたちが物事を論理的に、筋道を立てて考えられるようになってきたことを意味しています。「トナカイが空を飛ぶわけがないよ」「一晩で世界中の子どもにプレゼントを配ることはできないよ」「どうやって人に見られずに家に入れるの?」など、ファンタジーの矛盾点を疑問に思うようになるのです。子どもが夢を失うようにも思えますが、成長の証なんですね。ちなみに、サンタクロースの起源は3世紀後半にギリシャで生まれた司教「聖ニコラウス」だといわれています。ギリシャ語の「聖(セント)ニコラウス」はオランダ語で「シンタクラース」といい、これがなまって「サンタクロース」になったとされています。ですから、サンタクロースの出身は北極やフィンランドという説もありますが、原点はギリシャ(現在のトルコ)になります。また、現在のサンタクロースのイメージを最終的に確立したのはコカ・コーラ社です。サンタクロースは、コカ・コーラの販売戦略によって赤と白を基調とした服をまとい、非キリスト教圏を含む様々な国々に宣伝を繰り広げて、赤い服のサンタクロースが定着しました。プレゼントを世界中の子どもたちに配るサンタクロースは実際にはいませんが、サンタクロースが他人でありながらも、子どもたちの幸せを願っている存在であるように、私たちも知らない人々の幸せをも願い、助け合える社会をつくっていきたいものですね。お問い合わせは、プロフィールにありますホームページの「お問い合わせ」をお気軽にご利用ください。素敵なクリスマスをお過ごしください。[ Room Turn Blue ~ ルームターンブルー ~ ]臨床心理士 / 公認心理師 / キャリアコンサルタント / CEAP / EAPコンサルタント / CBT Therapist︎ / CBT Professional(EAP) / CBT Extra Professional ︎目白駅から徒歩2分池袋駅から徒歩10分
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